出会い
カミキ「あー。暇だなぁ…。嫁ちゃんは塩対応だし、我が管理下の世界は平和だしぃ……。そだ、呼んでみるか、他の住人を…!」
天使「あのですね、そんなくだらない理由で呼ばないでください。神だかなんだか知りませんが、迷惑です」
カミキ「くだらなくないぞ?我が暇すぎて世界を破滅させる危機を救えるという大義ができたじゃないか!誇っていいぞ」
悪魔「あー、こいつが所謂祟り神って奴?」
カミキ「我?我は光の神ぞ」
不死鳥「光とはまた大層なもんだなぁ。やってることは陳腐だが」
天使「光の神がこんなんだから、善行が普及しないんですね⁈誰か、神殺しを!世代交代のお時間です!」
カミキ「すげー物騒な天使wこいつ天使?」
悪魔「天使なんてそんなもんだぜ。こいつらの悪人への報復がマジやばい」
天使「悪事をするとは、報復を覚悟してのこと。つまり、事前承認です」
不死鳥「お、おう…」
傭兵「カミキ、仕事はいいのか?」
カミキ「我、奉納のない願いは仕事じゃないと考えているから」
天使「光の神なのにシビアですね」
カミキ「君に言われたくないかな」
不死鳥「そこの黒づくめの兄ちゃんはそこの神と知り合いなのか?」
カミキ「我の息子だよん」
傭兵「カミキ、嘘はいけない」
天使「とりあえず、自己紹介をしましょう。まずは、呼び出した張本人から」
カミキ「我が最初?次の人からハードル上がっちゃうよ?」
カミキ以外 (無視
カミキ「白い目向けられたw我は光の神、暫定的にカミキと名乗ってるよ」
傭兵「俺はヒウ。カミキのコピーだ。傭兵をやっている」
不死鳥「俺はグレン。不死鳥だ」
天使「私はエメ。天使界の元裁判長です。今はなんやかんやあって、創造神の補佐です」
悪魔「俺はルビ。悪魔界の元補佐官だぜ。今はエメとともに創造神の補佐だぜ」
ヒウ「自己紹介は済んだ。俺は帰る」
カミキ「待ってそれ、呼び出した意味ない!」
グレン「しかし、こちらにも予定があるだろーが」
カミキ「嘘はいけないよ、グレン氏。君らが今日予定ないのは予知済みだから☆」
カミキ以外 『こいつ…』
カミキ「というか、我が暇な時は君らも暇なように運命を変えるんで」
カミキ以外 『職権濫用だな』
カミキ「末永くよろしくね!」